’68年に渡仏、J.ランスロ、U.ドゥレクリューズ他に師事。ルーアン音楽院、パリ国立高等音楽院をともにプルミエ・プリを得 て卒業後フランス国内で演奏活動を行う。 帰国後東京フィルを経て、’86年ＮＨＫ交響楽団首席奏者に就任。ソリストとしても、N響定期公演はじめ国内外のオーケストラとたびたび共演。室内楽でも数々の音楽祭・演 奏会で著名なソリストたちと共演している。’02年からは軽井沢国際音楽祭で音楽監督。ジュネーブ国際コンクールをはじめ世界の主要な国際コンクールで審査員を務める。また国内外でマスタークラスを行うなど後進の指導にあたるはか、近年は指揮者としても活動。’09年NHK交響楽団より「有馬賞」を受賞。’10年2月同団を定年により退職。元国立音楽大学客員教授、トート音楽院院長、パ リ・ビュッフェ・クランポン社及びリコ・インターナショナル社専属テスター。